HOME 本文へジャンプ

神流川ビジョン推進協議会
神流湖の陸封アユ調査


2012年7月6日、神流川柏木堰堤で万場高校水産コースの生徒さんたちの、陸封アユの調査が行われました。
神流川ビジョン推進協議会の活動として2005年から始まり、毎年行われています。
神流川土砂掃流懇談会委員の私にもご案内をいただいたので、孫と一緒に見学させていただきました。

神流湖(下久保ダム貯水池)は、陸封アユの日本最北限の生息地です。
神流湖と神流川本川上流でふ化、成長、産卵を繰り返していることが確認されています。

今年確認された魚種は13種201個体で、内オイカワが160個体、アユ45個体、カジカ14個体でした。
2005年から現在までの調査結果を見ると、種数は最も多く、個体数は2009年の255個体に次ぐもので、大漁でした。

採った魚は水槽に入っています。水産試験場の久下さんが魚を持って説明しています。 斉藤委員と小高委員もいます。 万場高校の生徒さんたちが、一匹づつ、名前を調べ、大きさと重さを量ります。 
アユです。今年は45尾確認、最長18.5cm、平均13.1cmでした。
45尾のうち陸封アユは7尾だったので、これはどっちでしようか?
カジカです。神流川にはよくいます。
今年は14尾確認、最長17.9cm、平均8.0cmでした。 
 オイカワの♂と♀。160個体で最も多く確認されました。最長16.0cmで平均 108cmでした。上が♀、下のカラフルな方が♂です。 孫です。網の中に左の画像のオイカワを入れてもらい、ご機嫌です。 
後ろの右上に斜めに白く映っている流れが魚道です。

2012年7月10日上毛新聞
  
 

    HOME:かわげら通信・カワゲラの会/やりたなごの会/ヤリタナゴ保護ネット /かんな川水辺の楽校便り