せせらぎ水路なう2012.5.19  
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2011年9月の増水で、せせらぎ水路は渇水しましたが、冬の間に工事が入り、復旧していました。
その様子をアップしないうちに、2012年5月19日、突然の大増水でまた同じように上流側に土砂がたまりせき止められ、渇水してしまいました。
雨が降った様子はないのに、上流の下久保ダムが放流をしたようです。

18日、埼玉、千葉両県内の浄水場で検出されたるホルムアルデヒドの濃度を下げるため、渡良瀬貯水池と薗原ダム、下久保ダム18日夜から緊急放流を始めたと時事通信社。

19日夕方、増水の様子を見ようと行ってみると、すでに水はひき、せせらぎ水路は乾いていました。

残った水たまりや大きな石の下に、アカザとギバチ、ヌマエビ、カワゲラ、モンカゲロウが多数逃げ遅れていました。

 午後4時ころ。せせらぎ水路上流部。川上を見てます。左岸の砂利が河床に流れ込み、堆積して流路をふさいだようです。 2時ころから、どんどん水が引いてきたそうです。 水たまりで魚がバシャバシャしています。子供たちがすくっています。 水たまりには、ヤマメが逃げ遅れていました。
ギバチモアカザもいました。
     
下流側を見ると、もう乾いています。でも,石の下に魚を探してみました 大きな石をどけると、下はまだ湿っていて、逃げ遅れたアカザとギバチガがたまっています。どんどん見つかりました。 アカザの下にシマドジョウ。ヌマエビもカワゲラもかなりいました。魚がもう乾きそうなのです。急がないと。、
   
バケツに二つ、早く川に返してやりたくて、カウントせずです。何匹いたでしょうか。 5時半。救出した魚を本流に帰しました。応援に駆け付けてきてくれた本間事務局長のお孫さん二人です。 すぐには逃げないで、石の間にいます。でもだんだん泳いで行きましたので、何とか救出も間に合ったようです。フナがいました。
 
 
本流は普段の水位に戻っていますが、
 草がなぎ倒されていて、せせらぎ水路の上まで水位は上がったようです。

   このところずっと本流の水位は低く、子供たちが遊ぶのに最適です。
 この本流は少し上で流れが埼玉川と群馬側に分かれて流れ、左に見えるのは中瀬です。
 
 せせらぎ水路は同じように直してもまた同じように上流部に土砂がたまり、せき止められそうです。





  
 本流です。今月初め遠足に来た第一小の子が、家族で来ていました。  フナもいました。


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