2018年9月8日、美九里公民館で今年3回目の「マムシの学校」を開きました。
内容を広げ、水辺の安全教室としました。
演者の高橋さんから、「平成30年7月豪雨」で広島へ支援に行かれたお話もご紹介いただけると伺っておりましたら、
台風21号の大阪に被害、続き翌6日未明に北海道胆振東部地震が襲い、
怖い程のタイムリーな話題になってしまいました。
被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
今回は嬉しいことに、かんな川水辺の楽校のルーツ地元美九里東小学校で今年度から活動を開始した
藤岡市立美九里東小学校コミュニティハウスさんと共催での開催となりました。
参加者は沼田から参加の方や地元の方など、約20名ほどでした。
コミュニティハウス斎藤代表から主催者挨拶。
「美九里東小学校コミュニティー・ハウス代表の斉藤和美です。
今日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
本日、お話していただく講師の先生方、本当にありがとうございます。よろしくお願いします。
各地では、台風や地震の被害がひどく、毎日、ニュースではそんなかなしい話題ばかりが聞こえてきます。
大変なおもいをしている方がたくさんいる中で、本日このようにみなさんにお集まりいただいて
水辺の安全教室が行われることに感謝し、
今日のお話を聞いていただき何か感じるものや考えることがひとつでもあったら良いなと思っております。
本日の水辺の安全教室はかんな川水辺の楽校運営協議会の掛川さんからお話をいただき、美九里東小学校コミュニティー・ハウスも
共催というかたちで関わらせていただきました。ありがとうございました。
美九里東小学校コミュニティー・ハウスは地域とともにある学校づくりを目指し、
地域と学校が連携・協働して地域を愛する子どもたち、郷土に誇りをもてる大人になり、
これからの未来を託す子どもたちにより質の高い学びを提供しようという気持ちで活動しております。
地域の皆さまの声を聞き、協力していただきながら一緒に活動していただきたくお願い申し上げます。」
「ストップ!河川水難事故〜急な増水に備えて〜」
高橋 征士さん (高崎河川国道事務所)
講 演 要 旨
「水難事故に遭わないためにどうすれば良いのでしょうか。
自然が豊富な水辺である川で遊ぶのはとても楽しいことですが、急な増水がおそってくることがあります。それから逃れるためには、準備のとき、川に着いたとき、やるべき事があります。土石流などには前兆現象があり、それらを知っておくことで逃げ時を知ることが出来ます。
このことについて皆さんにお伝えしました。
また、平成30年7月豪雨の状況を示し、施設では防ぎきれない洪水が必ず発生するという意識を持つことが大事ということ、大雨による災害とはどんなものかということをお伝えするとともに、国土交通省が組織するTEC−FORCEの活動やその役割などについても説明させて頂きました。
今回お伝えしたことにより、水災害での逃げ遅れゼロに一歩でも近づけたらと思います。」
「ヘビの見分け方と毒咬傷について」
堺 淳さん(一財)日本蛇族学術研究所
今年は3回目の講演公演です。
もし咬まれた時の対応、血清の使用についてなど、伺いました。
資料は「ヘビの判別と毒蛇咬症の診断について」。
蝮の柄がきれいに見えていますね。
資料「ヘビの判別と毒蛇咬症の診断について」pdf 案 内
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