◆調査結果
・現地状況、関係機関からの情報から考えると、環境水路含む周辺状況は、「扇状地」であると考えられ、地下水が豊富な地域と考えられる。
・現地では表流水(田んぼの水)もあるが、地下水の割合が大きいことが分かった。
・電気探査で水源となるような水脈を探したが見つからなかった。
・ボーリング調査の結果、水が含んだ層が2層見つかり、深い層(第2帯水層)は水が被圧され、上がってくることが分かった。
・浅い層と深い層の間には、遮水層があり、2層にわかれている。
◆まとめ
・上記状況から環境水路の水源は、「深い層からの水」と「浅い層から染み出る水」、「田んぼからの表流水」で構成されていると考えられる。
・工事では浅い層での施工となるため、メインとなる深い層には影響がないと考えられ、環境水路の水への影響は少ないと想定される。
・工事で「有孔管を使用した導水」や「ボーリング孔からの導水」を検討し、環境水路上流での対策を検討する。
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