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2019.07.13 


「川のお話」要旨
高橋征士さん(高崎河川国道事務所) 


これから皆さんの命をまもる大切なお話しを2点だけします。

まず、川で遊ぶときのポイントです。

人間の体は結構重く、川の水に入ると、頭のてっぺんの一部しか浮かびません。そうすると呼吸が出来ません。呼吸が出来ないと人間は死んでしまいます。そこで大事なのは呼吸が出来るよう顔を水から浮かび上がらせることです。川や水辺で遊ぶときにはライフジャケットを着用しましょう。

次に大雨のお話しです。

近年、全国各地で大水害が頻発しています。

「群馬県安全神話」といわれていますが、平成27年の鬼怒川決壊は、皆さんが今いる烏・神流川流域のたった80キロ東に停滞した線状降水帯により引き起こされています。施設では防ぎきれない大水害は必ず発生する、という認識を持ちましょう。

まずは逃げることが大事です。命があればあとはなんとかなります。逃げ延びて下さい。

適切に逃げるためには事前の準備や情報収集がとても大切です。

今日お配りした資料の中には、自分が住む地域のリスクを知り、備え、逃げるためのヒントがたくさん詰まっています。

中には難しい言葉が出てくるかもしれません。分からないときは、高崎河川国道事務所にお問い合わせ下さい。