「サイレンが鳴ったら川から離れて」
野中 樹夫さん（下久保ダム管理所）

下久保ダムは神流川の多目的ダムです。
目的のひとつは、大雨により川の水量が増してきたら、
ダムにため込むことで下流に流す水の量を少なくし、
川からあふれないようにすることです。

さてここで、川を利用する人には覚えてもらいたいことがあります。

そのように川に流す水の量を少なくしても、
普段のときより川の水かさは増すので、
公園となっている川辺の敷地も水浸しになることがあります。

このため、下久保ダムは、大雨が降ってダムから水を流すときに、
サイレンを使った警報をします。
サイレン音は、5回、５０秒ずつ鳴ります。
この音を聞いたら、必ず川から離れてください。

5回鳴るサイレン音は、神流川から離れてほしいという合図です。