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 危険な毒蛇を覚えよう
マムシの学校
講師:
(一財)日本蛇族学術研究所研究員
三保 尚志さん(プロフィール)
会場:藤岡市立神流小学校体育館

 


平成29516(火)、神流小学校体育館で「ニホンマムシの学校」を開きました。
遠足でかんな川水辺の楽校にやってくる子供たちに、まず聞いてもらいたい。
ニホンマムシやヤマガガシと無毒のヘビたちとの見分け方や、生態、
万が一咬まれてしまった時、どうしたらいいのか、またどのような症状が出るのかなどを学び、
いたずらに怖がったりするのではなく、正しい対応を取れるようになることを目的としています。



三保さんが準備中です。OKが出るまで、子供たちは入れません。


ニホンマムシ、スタンバイ。


ヤマカガシもスタンバイ。


初めに校長先生。
「さっき蛇を見せてもらった時、学校中に響くほどの大声をあげてしまいました。
そしたら、蛇がにおいを出しました。
かわいそうに、蛇を怖がらせてしまったんですね。」

 

始まりました。まず注意事項から。


スクリーンにクイズ。蛇はジャンプできないのでした。


頭が三角形だったら毒蛇?YESのほうにたくさん手が上がりましたが、
NO!。


蛇の行動パターン。これ見たとたん「ニホンマムシ、やばい!!」と男子。
三保先生「そのとおり!」。考えながら、聞いてますね。感心しました。


質問タイム。いろいろ出ました。みんな熱心。
「ニホンマムシは体の中に毒をもっているのに、死なないのはなぜですか?」


「蛇から見ると、人は巨大な生き物。
相手にとって自分はどのように見えているのか想像してみて」
あっという間にお話は終了しました。
田中先生。「蛇についてこんなによくお話を聞いたのは、この年になって初めて!。
みんなは子供のうちに聞けて、ほんとによかったね」


これから、退場しながら蛇にタッチ。もちろん、スルーもOKです。
「指先で触ると、鳥につつかれた疲れたと勘違いして怖がります。
掌で広く優しく触ること。


大歓迎してくれた神流小さん。
来年は平井小さんで聞いてもらう予定です。

 

なお、この事業は(一社)関東地域づくり協会の公益助成金を活用して実施しています。


    
マムシ対策研修会(詳しい生態などはこちらをご覧ください) 
    危険な毒蛇を覚えよう・第一小(遠足事前学習会)
    危険な毒蛇を覚えよう・美九里公民館

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