藤岡の魚と遊ぼう
やりたなごの会
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ヤリタナゴ秋の移動作業

 
平成22年11月21日(日)に例年実施している『ヤリタナゴ 秋の移動作業』を、無事終了いたしました。
 県内ではもう藤岡にしか生息していない貴重なヤリタナゴを保護するため、大勢の皆様のご参加をいただきました。大変ありがとうございます。 8時30分、 神流公民館に集合。作業開始前のコース分けなどの説明。30名ほどの参加がありました。例年、お子さんも参加してくれます。心強いことです。
 ただ、今年はヤリタナゴの確認個体数が34尾(昨年は525尾)と極端に少なく、「困惑しています。その原因が何であるかを調べていきたいと思っています。」とヤリタナゴ調査会からコメントがありました。夏には稚魚が多数確認されているので、10月末の台風による増水で下ったまま、まだ戻っていないのかもしれません。来年3月の作業時に何尾カウントできるか、ドキドキものです。順調に個体数を増やしていたのですが、自然環境下では何が起こるかわかりません。生息場所の分散化も必要と思われます。計画されている当地区のほじょう整備事業においても、ぜひ生息できる環境の確保を願います。 
 この作業は、岡之郷用水の三面護岸水路部分よりも下流に流下してしまい、来年の繁殖に参加できないヤリタナゴを捕獲し、岡之郷用水上流部や笹川に移動させるもので、ヤリタナゴ調査会、ヤリタナゴを守る会と私どもやりたなごの会が計画し、大勢の皆様のご協力をいただいて行っております。 
 今後とも皆様のご支援を、心からお願い致します。

なお、次回のヤリタナゴ保護作業は、12月初旬に「タイリクバラタナゴなどの外来種駆除」を旧笹川で行う予定です。
日程が決まり次第、お知らせいたしますので、またご参加いただければ幸いです。

当日の様子平成22年11月21日(日)

 

   


やりたなごの会では、作業でお疲れの皆様にけんちんうどんの炊き出しをさせていただいております。
移動作業の様子はグットぐんまさんが紹介されています。ヤリタナゴの画像がすばらしい。
 


 
 野菜は守る会から「朝取り自家製」が届きます。大根、ごぼう、白菜、長ネギ、サトイモ できました。そろそろ作業も終わるころです。皆さんが帰ってきたら、すぐ出せるようにして待っています。  お茶とコーヒーコーナー。
どうぞ一休みしてください。お子様用のお菓子もあります。 
 


なお、本年は群馬県蚕糸園芸振興事業「水生生物とその生息環境の理解促進事業」を活用して実施するものです。
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