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野生の生物リスト

かんな川水辺の楽校に生息する

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 かんな川水辺の楽校の施設内に、群馬県が指定した絶滅危惧種が見つかっていますので、ご覧ください。
現在、群馬県が指定する絶滅危惧T類から準絶滅までの10種が確認されています。

 上の画像は絶滅危惧T類のカワラバッタです。去年、川原のナヨクサフジを抜いていたら目の前に飛び出してきて以来、歩いていると足元から飛び出したり、追い抜いたり、前を横切ったりと賑やかで、今年も快調です。

 でももちろん安心はしていられないのです。

 今年、地元公民館が「かんな川水辺の楽校 楽しく学ぶ観察教室」を開いてくれることになりました。


絶滅危惧T類 (県指定) カワラバッタ                                        / 2011.11.10

 
初めて確認2010.6.12まだ幼虫。 今年の初見も去年とほぼ同じ地点。2011.5.26。幅1cm弱。礫の間から2匹で飛び出てきました。
(訂正:この画像はヒシバッタでした)
 もう羽が生えていますが、まだそれほど飛べないような。チラッと目が合いました2011.7.14
○絶滅危惧U類(県指定)
   
アオハダトンボ 2010.5.29(小西委員撮影)
研修会で確認し、ここにいたのか!!とちょっと騒然。
残念ながら私にはハグロトンボと見分けがつかないのです。
アカザ 2010.6.6 せせらぎ水路でクレソンを引き抜いて持ち上げたら、根元からペアで落ちてきました。その後しばらくして、稚魚も見かけました。日本固有種。水生昆虫などを食べるそう。 ギバチ2010.9.9(小西委員撮影)日本固有種。自然の多く残る上流末端から中流域に生息。岩の下などに潜み、夜や雨後にでてきて水生昆虫などを食べるそう。アカザも似てますね
     
 カワヂシャ2010.6.5 せせらぎ水路で
川や田んぼのあぜ等に生える越年草で、名前の由来は川辺に生えるチシャ。
カワヂシャ 2011.5.26 ワンド左岸で
今年はせせらぎ水路には見られなくがっかりしていたら、ワンドの水際に丈が短いのばかりですが、多数生えていました。
ミコシガヤ 2011.5.23観察会で (小西委員撮影)

準絶滅危惧種(県指定)  
     
シマドジョウ 2010.6.15 せせらぎ水路で
最初から普通にいました。絶滅危惧U類と今まで思ってましたが、準絶滅でした。訂正します。
ウキゴリ2010.9.9(小西委員撮影) カジカ2010.9.9(小西委員撮影)
     ○絶滅危惧種確認順リスト(確認順) 
 1、アオハダトンボ(2010.5.29)
 2、カワヂシャ(2010.5.29)
 3、アカザ(2010.6.6)
 4、カワラバッタ(2010.6.12)
 5、カジカ(2010.8.21)
 6、ギバチ(2010.9.9) 
 7、ウキゴリ(2010.9.9)
 8、ミゾコウジュ(2011.4.15)
 9、ミコシガヤ(2011.5.23)
10、シマドジョウ(最初から普通にいた)
  
ミゾコウジュ 2011.4.15 ワンド入り口看板のすぐ下で見つけました。越冬できたのでしょう、大株でした。 ミゾコウジュ 2011.5.26 左の株が満開になりました。他に10数株が施設内のあちこちで見つかり、除草されず保護してもらっています。(後日詳しく) 



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