ヤリタナゴ調査会
旧 笹 川 調 査2011(タイリクバラタナゴ駆除)
平成23年12月4日
本作業は、旧笹川(笹川上流部)の生息魚類調査と外来種タイリクバラタナゴ(ヤリタナゴの競合種)の駆除を行うものです。
ヤリタナゴ調査会が2006年から毎年この時期に作業を行ってきました。今年は藤岡市文化財保護課からもご参加いただきました。
田んぼに水が入る時期だけ通水されていたこの旧笹川の水路も、今では地元「旧笹川を守る会」の活躍で、通年水の流れる以前の笹川の流れを取り戻し、ヤリタナゴやマツカサガイも生息できそうな貴重な流れとなっています。
現在、この地域にも圃場整備の計画が進んでいますが、この旧笹川の流れは、このまま残してほしいと思います。
農作業の効率を上げることと共に生物の生き残れる環境を残す計画を希望します。
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調査は全体を7区間に分けてカウントしています。背中にしょっているのは電気ショッカー。水中に電気を流し、気絶して浮いてきた魚をすくい取ります。許可を得て行っています。 |
採集は終了し、帰り道です。 |
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後ろに見える山は 御荷鉾(みかぼ)連山。 |
採れた魚種と尾数の確認作業。これが時間がかかります。 |
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タイリクバラタナゴです。丈夫です。水道水でも生きてます。 |
そのほかにモツゴやメダカなど6種類を確認しました。 |
調査結果をヤリタナゴ調査会から報告いただきました。
旧笹川の魚 ( 調査日:2011.12.04 ) |
タイリクバラタナゴ |
712 |
ドジョウ |
199 |
メダカ |
202 |
モツゴ |
585 |
タモロコ |
10 |
ヌマチチブ |
4 |
ヨシノボリ |
4 |
合 計 |
1716 |
(写真提供:やりたなご調査会佐藤さん)
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なお、本調査は群馬県蚕糸園芸振興事業「水生生物とその生息環境の理解促進事業」を活用しました。
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