藤岡の魚と遊ぼう  やりたなごの会          

2024年9月14日(土)10:00~
第19回 中村堰・農業用水の生き物調べ

今年も中村堰の生き物調べが開催されました。
「お魚とって楽しかった人、てをあげてください!」「はーい」

藤岡北高お魚クラブさんが参加してくれました。

開会あいさつ

針谷理事長(右)
「山に雨が降って泥で濁ってますが、何がいるか調べてみましょう」

〇中村堰事務局(中央)
「農業用水には大雨の時、洪水にならないよう水を受け入れる機能があり、
地域の農家以外の皆様の役にも立っていることを
ご理解いただきたいと思っています。」


受付をしてくれた水土里ネット群馬さん

始まりました

今年は市広報の締切が早く、地元区回覧板で募集しただけだったので、
参加者は少なめ。


でも子供さんが多くのんびり、いい感じ


「ほら、触ってごらん」「キャー、こわい!」
最初は魚に近寄れないお孫さんたち


追い込み漁が始まるようです。
調査会佐藤さん「追い込む人は上流から下流に向かって。
待ってる人は網を上流に向けて立ててください!」


「私生物が好きで、大学では深海魚の研究してました」




もう硬直してるアユ

アユ
左はコイ、右はニゴイ


ギンブナ


ナマズ


コクチバス(外来種)


チャネルキャットフィッシュ(外来種)のまだ子供です。


ヤリタナゴ調査会斉藤会長が本日とれた魚の説明


最後には触れるようになりました


コロナ前から参加してくれている仲良し親子のお父さん。
今年はナマズを持ち帰りでした。息子君はトップで手を挙げてくれています。


ヤリタナゴの保護活動をしている藤岡北高校のおさかなクラブさん
「私たちも皆さんと追い込み漁して楽しかった!
本校でもヤリタナゴの保護活動しています。
皆さんにもお魚に興味待ってもらうと嬉しいです。

茂木理事さんに興味深いお話を伺いました
「この辺り、田んぼになる前は一帯がヘチマ畑で、外国に輸出もしていた。
昭和30年頃手伝いに行っていた。ヘチマは靴の中敷きにした」
小野村栗須の小泉信太郎さんが1889(明治22)年に渡米し、帰国後女性の副業を

奨励したり、へちまや唐辛子の対米輸出の道を開いたそう。
荻野基行、明治期の群馬県藤岡地区におけるキリスト教と養蚕業の関係
-緑野教会と高山社蚕業学校を中心に)より



中村堰土地改良区の理事の皆さん

大変楽しいイベントでした。
ありがとうございました。



お知らせ

2024年9月14日(土)10:00~
第19回 中村堰・農業用水の生き物調べ
今年も昨年同様行います。
終了後、隣のこーぷぐんまさん駐車場で
ガラポンかなにかがあります。
皆様、ご参加下さい!

  
  *会場:インター西産業団地第1公園(藤岡市篠塚485-8)
   https://maps.app.goo.gl/FphioYnPFS6X67WCA

  *水路に入れる服装で、魚取り網、バケツ等ご持参ください。
  *駐車場は隣接するコープ群馬産駐車場の西側です。

 主催;中村堰土地改良区(0274-23-3732)
 共催:ヤリタナゴ調査会、やりたなごの会
 協力:水土里ネット(群馬県土地改良事業団体連合会)

  
  


2023.09.16
第18回 中村堰・農業用水の生き物調べ

僕は役員のおじいちゃんの手伝いです。


「前回、テナガエビをゲットし特別賞もらいました。再開されるの待ってました」仲良し親子さん。


開会あいさつ
〇針谷理事長:環境が変わり生息する魚も代わっているかどうか調査してみましょう。
調査も魚取りも楽しんでほしいと思います。
〇中村堰事務局:今回で18回目の開催です。農業用水路は、お米を作っている田んぼに水を届ける役割のほかに、台風等の大雨が降ったとき、雨水の受入れ、家庭から出る雑排水の受入れ、火事があったときの火消し水・生き物が住む生態系の保全など色々な機能を有しております。このイベントを通じ少しでもご理解いただき、農家以外の市民の方々にも農業用水施設を地域の財産、なければならないものとして、守って行っていただけるようになればいいなと願っているところであります。


始まりました。

鏑川から取水され導水路でここまで流れてきて、分水工(画面左)で7つに分けられ、各地域へ流れていきます。

分水工で別けられ、広く地域を潤す水路


鏑川から下ってきた魚たち。


ヌマチチブとオイカワ

在来のナマズ


「僕たちアメリカナマズとったんだけど、逃がしちゃったんだ。来年また頑張る」と双子くん。


何がとれたか調べます
講師はヤリタナゴ調査会さん。
みんな熱心に聞いてくれてます

今年は前日の大雨のせいか、不漁でした。残念。


追加です。 
珍しくカマツカもいました。

「僕がとったの」


終ったら「触ってみたい!」と子供たちが言い出して、
ふれあいタイム。そーっと触っていますね。


「コイの口、歯がないから指を入れてみてもいいよ」
 ちょっと恐る恐る。「あら、柔らかい!」


無事終了しました。役員さん集合。
これから後片付け、お疲れさまです。

「来年もまたありますか?」という声があちこちで出ていました。
参加した皆さんがうれしそうで、とてもいいイベントでしたね。
参加者:大人41人子供52人でした。



令和4年10月1日
10 月 1 日(土)に中村堰土地改良区の鏑川からはいってくる導水路で
今年も魚類調査が行われました。
結果は、
コクチバス(特定外来種・緊急対策外来種)、オイカワ、コイ、
ニ ゴイ、ヨシノボリ、ギンブナで、優占したのはニゴイでした。


コクチバス

ギンブナ


令和3年10月16日


令和2年から、新型コロナ感染対策で、
イベントとしての「中村堰・農業用水の生き物調べ」は
中止となっていますが、生物調査は行われております。

オイカワ(背景は中村堰分水工)

今年の調査結果をお知らせします。
コイ8 ギンブナ13 ヘラブナ7 モツゴ2 タモロコ3 オイカワ8 
ドジョウ3 アユ(死体)1 外来エビ多数 ヌマガエル3


中村堰土地改良区の依頼でヤリタナゴ調査会が行いました。

投網を打つヤリタナゴ調査会斉藤会長。(撮影:同佐藤さん)


オイカワ

一番多かったギンブナ
フナはコイに似ていますが、口元にひげがありません。


コイ。特徴は2本のヒゲです。


ヘラブナ


ドジョウ


通りがかりの人が見学に立ち寄って魚を見ています


分水工の水門を抜けた水は、分水され、田畑へ流れていきます。


上流を見ると、新しい工業団地が見えます。


道路が広くなり、抜けられるようになりました。

来年は、「農業用水の生き物調べ」が再開できることを期待しています。
また大勢の皆様のご参加いただけますように。

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やりたなごの会は、中村堰土地改良区と施設保全向上活動に関する協定に締結しています。

  
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