平成26年9月20日
第12回 魚と遊ぼう!
中村堰・農業用水の生き物調べ
平成26年9月20日午前9時から中村堰分水工で、第12回農業用水の生き物調べが開催されました。
主催:水土里ネット中村堰、共催:ヤリタナゴ調査会・やりたなごの会でもう12年です。
今年も100名を越す大勢の方々の参加があり、大変賑やかな用水路となりました。
農業用水を管理する土地改良区は、用水路に入る生活系のゴミの清掃や水路沿いの安全管理もしています。
農業者の減ってきた現在、非農家を含めた管理体制の構築が必要になっています。
|
|
|
|
|
|
午前8:30。中村堰土地改良区の役員の皆さん。 |
午前8:50。分水工の周りに参加者の皆さん。 |
こちらは分水工の下流側。 |
|
|
|
午前9:00.中村堰土地改良区理事長から主催者挨拶。 |
後援団体の方々。
(左:群馬県土地改良事業団体連合会(水土里ネット群馬)、右:群馬県西部農業事務所 農村整備課 ) |
|
|
|
さあ、始まった。 |
三世代での参加 、増えてる様。若いですね。
|
初めての外国人参加者。グローバル感! |
|
|
|
何が捕れたの? |
そこにいるよ!
|
手づかみで捕れたの? |
|
|
|
左:ギンブナCarassius auratus langsdorfii コイ科、雑食性。口髭がない。右:ニゴイHemibarbus barbusコイ科。顔が長いけど、口髭があって、それがコイに似ているから似鯉。雑食性だけど大きくなると魚食性に。
|
コイCyprinus carpio 。雑食性。貝類、ユスリカ幼虫、イトミミズ、付着藻類や水草などを食べます。歯は喉にあって、まず吸い込んで食べます。口髭があります。
|
ナマズSilurus asotus 。減ってきていますが、ここでは毎年見られています。共食いもする魚食性。たくさん食べる困り者ですが、アメリカナマズには負けないで!
|
|
|
|
アユPlecoglossus altivelis。ワカサギやシシャモと同じキュウリウオ科です。シンボルとして「群馬県の魚」に指定されてます。
|
ウグイ ribolodon hakonensisコイ科。雑食性。別な魚の卵や稚魚を捕食する。アユよりカワウに食べられやすいそうです(ぐんまの農業研究と普及活動第 13号)。
|
オイカワOpsariichthys platypusの若魚。派手な成魚と違ってまだ地味。コイ科で雑食性。利根川水系では中下流で見られていたが、近年は上流域でも見られる。
|
|
|
|
外来種のチャネルキャットフィッシュIctalurus punctatus。アメリカナマズ科。1971年に食用目的で霞ヶ浦に導入され、水質汚染に強くて定着してしまった。
|
在来種9種、外来種2種がいました。 |
毎年お約束の「ほしい魚をもらおうジャンケン!」 |
|
|
|
大きい! コイ。
|
午前10:23。
中村堰土地改良区副理事長さんから閉会の挨拶。 |
「改良区で今年ご用意したお土産はこれです」。外箱には中村堰のプリント。
|
やりたなごの会はヤリタナゴ調査会と共に、中村堰土地改良区と施設保全向上活動に関する協定に締結しています。
|